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女性ライダーは大変なのだ女性ライダーの葛藤−その1−
男性ライダーで結婚と同時にバイクを下りてしまう人は結構多いようですが、女性ライダーの場合はどうなのでしょう。
私は、「結婚したからバイクを下りる」という女性は、男性に比べて少ないんじゃないかと思っています。
なぜなら、結婚生活の主導権は女性が握っている場合が多いから…というのが、私の考えです。
奥さんに実権を握られている男性ライダーは、「危ない」「お金がかかる」などの理由でバイクに乗ることを強く反対されると、「自分にもしものことがあったら生活が破綻する」という危機感も手伝って、最終的にはバイクを下りざるをえないのかもしれません。
ところが女性ライダーの場合、実権を握っているのは自分自身ですし、もしものことがあっても夫がちゃんとお給料を運んできてくれる…という安心感もありますから、バイクに乗ることを反対されても、そう簡単には食い下がりません。
そもそも、周囲の反対を押し切ってまで(反対されなかった女性もいると思いますが)バイクの免許を取り、バイクを乗り回してきたような女性が、そうやすやすと男性の思い通りになるとも思えません。
それでも、バイク乗りでない男性と結婚した女性ライダーが、独身時代ほどバイクを楽しめなくなるのも事実ですよね。
ひとりでツーリングに出かけるのは気も遣うでしょうし、夫が許してくれたとしても、周りの目は厳しいです。
私がバイクの免許を取得した20代前半の頃、女友達の一人からこんなことを言われました。
「でも、結婚したらやめるんやろ?」
元々バイクに乗ることに反対だった母親は、私が結婚することになった時、鬼の首をとったように言いました。
「もう、結婚したらバイクなんて乗ってられんな」
だけど、それが世間で言う常識なのかもしれません。
男女平等が謳われる今の世の中でも、妻子を置いてツーリングに出かける夫は許されても、夫子を残してツーリングに出かける妻への風当たりは、まだまだ強いのです。
おとなしく、いい奥さんでいるべきか?
バイクの楽しみを優先するか…?
悩ましい問題ですね。
幸い、私の夫は私以上のバイク馬鹿でしたので、結婚したらバイクに乗れなくなるかも…という悩みとは無縁だと思っていました。
2人で一緒に走りに行ったり、タンデムで出かけたり、この人と結婚することでバイクに乗る楽しみは倍増すると思っていました。
ところが……
夫婦揃ってのバイクライフをほとんど(というより、まったく)謳歌する間もなく、入籍とほぼ同時にその時がやってきたのです。
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