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不思議な関係ピースサインはもう廃れた?
最近ではピースを出すツーリングライダーが減ってきているようです。
ピースサイン、知っていますか?
ツーリングライダー同士がすれ違う時の、無言の挨拶です。
私が頻繁にツーリングに出かけていた頃は、まだちょくちょくピースサインを見かけたような気がしますが、みんなどこへ行ってしまったのでしょう。
ピースサインの出し方にも、それぞれ個性がありました。
一番オーソドックスなのは、左手を対向車線へ向けてピースするパターン。
私も、ピースを出す時は左手で出していました。
ベテランさんになると、右手でピースしていたような気がします。
だけど、右手でピースをしようとするとアクセルを離さなければなりません。
一体、どうやっていたのでしょう。ピースの時だけクラッチを切っていたのでしょうか?
右手でピースと言えば、ハンドルを握ってアクセルを回したまま、人差し指と中指だけをぴんっ!と立ててピースしている人もいました。
危うく見逃してしまいそうなほど、ささやかなピースでした。
ピースした左手を、敬礼するようにヘルメットにぴたっと押し付けて走っている人もいました。
ピースではなく、ちょっと手を挙げるだけの挨拶も多かったように思います。
面白いのは、マスツーリング中に別の団体さんとすれ違う時。
集団心理というのか、ソロで走っているバイク乗りに比べると、ピースサインを出してくれる確立、返してくれる確立が格段に高いのです。
と、こんな話をしていたら、旦那が一言。
「あぁ~、結構うっとうしいよね」(苦笑)
何でも、同じバイク乗り同士だからといって、無闇にコミュニケーションを取ろうとするのはイヤなのだそうで。
なるほど、こういうバイク乗りもいるのか。
それでも、ピースサインを出してくるツーリングライダーがいれば、返してはいるそうです。
250CCのスクーターに乗っているバイク仲間の一人は、自分はツーリングのつもりで走っているのに、道行くライダーは「地元のおっちゃん」くらいにしか思ってくれないから、誰もピースを出してくれないと嘆いていました。
前から来るバイクに向かってピースを出したら、なんとツーリングライダーではなく白バイだったという逸話を持つ友人もいました(ちなみに、その白バイ隊員さんはピースを返してくれたそうです)。
ピースサインを出すツーリングライダーは減っていますが、おそらく「相手がピースを出してくれたら、自分も出そう」と思っているバイク乗りは多いのだろうと思います。
だけど、みんなが相手の出方を待っているということは、結局は誰もピースをしないということですよね。
こうしてピースサインは廃れていくのでしょうか。
…と言いつつ、私も自分からは出しません。
自分からピースサインを出して相手が返してくれなかったら、凹んでしまいそうなので。
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