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事故らないための運転術キープレフトは必要?
キープレフトの必要性についてお話しする前に、まずは下の条文を見て下さい。
道路交通法、第3章からの引用です。
(左側寄り通行等) 第18条車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。 …後略
この条文では、車もバイクもレフトキープが原則だと言っています。
教習所でも、そう教わっていると思います。
ですが、安全面で考えるとレフトキープは決しておすすめできません(理由は後述します)。
そもそも道路交通法が施行されたのは昭和35年のこと。
当時の道路事情についてはよくわかりませんが、現代のようなセンターラインのある2車線路は少なかったはずです。
上の条文にも、『車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き』という一文が入っていますよね。
つまり、原則キープレフトというのは、センターラインのない道路でのことなのです。
では、キープレフトが安全上よくないという理由は何だと思いますか?
バイクに乗っている人なら、誰でも一度は経験あると思います。
後続のドライバーに、右側から無理な追い越しをかけられたこと。
バイクは本来、車と同じように車線の真ん中を走るものです。
ところがドライバーには、原付であろうと大型であろうとバイクはすべて左に寄って走るものだと考えている人が結構多いんですよね。
だから、普通に流れている片側一車線道路で、普通に車の流れに乗っているバイクを、当たり前のように追い越して行く。
ライダーにとって、本当に危険な行為です。
無理な追い越しをさせる隙を与えないためにも、一部ドライバーの危険な行為を増長させないためにも、公道を走る時には堂々と真ん中を走りましょう。
また、キープレフトを守ることで対向車や脇道から出てくる車の死角に入りやすくなり、結果として衝突事故を起こしてしまう場合もありますので、注意が必要です。

そして、もうひとつ。
道路というのは、路側帯に近い所ほど枯葉やゴミ、砂、排水がたまるようになっています。
そのため、キープレフトを意識して左に寄りすぎると砂や枯葉、路肩の段差でタイヤを滑らせてしまったり、運が悪ければ落ちていた釘などでタイヤをパンクさせてしまう可能性があります。
実際バイク便をしていた頃の私の旦那は、すり抜けしやすいようにいつも路肩付近を走っていたため、パンクは日常茶飯事だったそうです。
このように、一旦公道へ出てしまったら、教習所で教わったことがすべてであるとは限りません。
キープレフトは必要ない。
安全のため、これだけは覚えておいて下さい。
…ただし、原付バイクの場合は制限速度が30km/hなので、左に寄らざるをえませんが。
(これも、逆に危ない気がしますけどね)
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