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図解!二輪教習課題攻略法急制動はとにかく加速!
卒業検定前。
私の担当教官が最後まで心配していたのが、この急制動でした。
実を言うと、私は一度、卒検を失敗しています。
後半はまったく失敗することのなかったクランクで緊張のあまり脱輪してしまい、ハイ、それまで。
その時、試験官から言われました。
「まさかクランクで失敗するとは思わんかった。急制動が危ないって(担当の教官から)聞いとったのに」
それほど、最後の最後まで急制動に苦しんだのです。
その卒検に失敗した直後の教習で、私は初めて前輪をロックさせました。
前輪がロックすると、どうなるか?
吹っ飛ばされます。
バイクはあっちへ、私はこっちへ、アスファルトの上をザザザザザッ!と数メートル横滑り。
気が付くと、目の前に慌てた教官が立っていました。
私が無事であることを確認した後、
「あんな派手なコケかた見たの久しぶりや。明日ツーリングやのに、行くのが怖くなってきたわ」
結構、見事なコケっぷりだったようです。
急制動が上手くいかないのはブレーキのかけ方が悪いのだと思いがちですが、実はもっと前の段階で、既に問題が発生しています。
加速。
急制動は、これがすべてだと言ってもよいかもしれません。

なかなか40kmまで上がってくれない。
まだか、まだか…。
メーターも確認しなきゃならない、急制動区間開始位置を示すパイロンも確認しなきゃならない。
あっちを見たりこっちを見たりしているので、ブレーキをかけるタイミングで失敗してしまう。
これだけでも、かなり大きな減点です。
加速が上手くいかないと、急制動開始位置で慌ててブレーキをかけることになります。
一気にブレーキをかけてしまえば、当然、前輪か後輪がロックしてしまいます。
これも、減点対象です。
ブレーキのタイミングで失敗したり、焦ってロックさせてしまうような事態を避けるためには、加速をできるだけ短時間で行います。
できれば45kmくらいまでスピードを上げておいて、急制動開始位置へは軽く流した状態で入れるようにしておきます。
そうすれば、いざブレーキ、という時に慌てることもありません。
それでも、減点で済めばまだマシです。
停止線を超えてしまった場合は試験中止ですから、これだけは何とか避けましょう。
確実に止まるためには、前輪、後輪、エンジンブレーキを上手く使います。
ブレーキ配分は「前輪8:後輪2」といわれていますが、そんな細かいことはわかりませんよね。
とりあえず、両方を使うことだけは覚えておきましょう。
前輪ブレーキをやや強めにかけ、後輪ブレーキをやや弱めに踏み込みます。
この時、クラッチはつないだままにしておきます。
そうすることでエンジンブレーキも同時に利用できますし、ロックを避けることにもなります。
そして、ブレーキをかけ始めたら、意識してニーグリップ(両膝でしっかりタンクを挟み込むこと)します。
車体が安定すれば、不安を感じることなく思い切ってブレーキをかけることができます。
とにかく、大切なのは加速!
思い切ってアクセルを回す練習から始めて下さい。
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