バイク初心者のためのライダー1年生講座 > 道路上でのマナーと特権 > 近所迷惑について考える。
道路上でのマナーと特権近所迷惑について考える。
バイクのエンジン音というのは、バイクに乗っている本人たちにはあまり気になりませんが、バイクに乗らない、興味がない人たちにとっては、結構うるさく感じるものです。
特に、バイクはある程度暖気も必要ですし、エンジンのかかり具合によっては空ぶかしをすることもあるでしょう。
そんなバイクの音が原因で近隣トラブルに発展することも少なくありませんので、注意が必要です。
ツーリングの時などは、朝早く家を出て、帰宅が夜遅くなることも珍しくありません。
あなたの住んでいる場所が山中の一軒家だとか、にぎやかな繁華街というなら別ですが、ごく普通の住宅地に住んでいるというのであれば、バイクのエンジンをかけるのは、ちょっと待って下さい。
こういう場合、マナーを知っているバイク乗りというのは、まずその場ではエンジンをかけません。
京都に住んでいた頃の話ですが、バイクで埼玉まで行くことになっていた日、早朝6時のまだ真っ暗(冬だったので)なうちに家を出ました。
その頃住んでいたアパートは、住宅地のかなり奥まった所にありましたので、大通りに出るまで500メートルほどバイクを押して歩かなければなりませんでした。
香川でバイク通勤していた頃、勤めていた会社がマンション1階のテナントに入っており、バイクもマンション裏手の駐輪場に止めていたため、帰りが遅くなった時には、必ず国道沿いのひと気のない場所まで移動してから、エンジンをかけていました。
私の旦那は夜勤をしていた頃、23時頃に出勤しなければならなかったため、毎晩200〜300メートルほどバイクを押して歩き、そこでエンジンをかけていました。
おそらく、良識あるバイク乗りなら、誰もがやっていることだと思います。
じゃあ、朝は何時からならいいの? 夜は何時までなら大丈夫なの?
一概に「何時から何時までは大丈夫」とは言えません。
例えば、京都で住んでいたアパートには赤ちゃんやお年寄りのいる家庭もありましたし、かなり住宅の密集した場所だったため、なんとなく朝は8時以降、夜は10時までを目安にしていました。
香川に住んでいた頃は、周囲には住宅がほとんどなく、気を遣う相手と言えば同じワンルームマンションの住人ばかりだったため、朝は7時半以降、夜は10時半までと、前後30分ずつ勝手に延長していました。
もちろん、それでも「うるさい」と思っている人はいたかもしれませんが、早朝や深夜はできるだけ暖気を短くして出発し、帰った時もすぐにエンジンを切るよう、私なりに細心の注意を払っていたつもりです。
また、その頃乗っていたシェルパはエンジン音もかなり静かだったので、そこまでひどい騒音にはならないはずだとも思っていました。
その後に引っ越した埼玉のマンションは、国道が2本交差した、深夜でも交通量が多く、普通の車ばかりか暴走族や消防自動車、パトカーなどが夜通し走り回っているようなにぎやかな場所にありました。
周囲は住宅よりもお店や会社などの建物が多く、マンションも機密性を高めて造られているため外の音はほとんど中へは届かないようになっていたため、それこそ真夜中でも遠慮なくバイクのエンジンをかけることができました。
どこまで配慮が必要かは、住環境や排気音の音量によっても違ってくると思いますので、自己判断するしかありません。
それでも気になるようであれば、近所の人に会った時、
「バイクの音、うるさくないですか?」
と、聞いてみましょう。
うるさければ正直に「うるさい」と言ってくれるかもしれませんし、そうは言わなくても、一言かけておくだけで相手の心証はずっと良くなるはずです。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: