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ロードサービスを考えよう

ロードサービスは必要か?

結論から言うと、加入していて損はしないと思います。

転倒することなく、事故にも遭わずにバイクに乗っている間は、ロードサービスのことなんて考えもしないかもしれません。
ですが、実際に事故ってからでは遅いのです。


忘れもしない、GW真っ只中のある日。

ツーリングの真っ最中(というか、出発して間もなく)に、何を思ったか、一人で勝手に吹っ飛んでしまった、私。
驚く友人たち。

それでも、なんとかバイクを端に寄せ、自分たちも道路脇へ避難し、とりあえず助けを呼ぶことにしました。


まずは、ツーリング・マップルの裏に載っていたJBRに電話してみましたが、GW中のためレスキュー隊員はすべて出払っており、今すぐには無理とのこと。
JAFにも電話をしましたが、同様の返事。

馴染みのバイク屋さんに連絡すると、やはり今は忙しくて手が回らないので、GWが明けてからならバイクを引き取りに行けるとのこと。
だけど、いくら転んでボコボコになっているとは言え、大切な愛車を自宅から百数十キロも離れた場所に置き去りにして行くことなんてできませんよね。

仕方なく、ウチの親にトラックで取りに来てもらおうと思ったら、両親もなんと旅行中。

ダメもとでレッドバロンにも電話してみたが、案の定「当店でバイクをお買い上げのお客様以外は……」。
撃沈。


この時、心から思いましたね。
イザという時のために、ロードサービスには加入しておくものだと。


そして、もう一つ。
これは四国に住んでいた頃のこと。

正月が明けてすぐ、本州からフェリーで戻ってきた私は、自分のマンションに帰るべく、駐輪場に停めてあったバイクにまたがり、エンジンをかけようとしました。

ところが、かからない。


それでなくとも、元々エンジンのかかりが悪かったシェルパ。
この真冬の寒空の下、年末から年始にかけての数日間、一度もエンジンをかけずに置きっ放しにしていたのですから、そう簡単に動いてくれるわけがありません。

しかし、その時のシェルパは特別頑固でした。

チョークを引いて、セルを回す。
かからない。
しばらく休み、またチョークを引いてセルを回す。
かからない。

押しがけなんてしたことなかったし、やり方すら知らなかった私。
バッテリーが上がってしまおうものなら、もう万事休す!

やむを得ず、私は、マンションまでのバイクで約20分の距離を、シェルパを押して歩いて帰る覚悟をしたのです。

…と、その直後に、エンジンかかってくれたんですけど。


でも、あの時はホントに血の気が引きました。
頼れる人が誰もいない土地で、バイクが走らなくなるという恐怖。
しかも、その時、フェリーが着いたのは夜中だったのです。

あの時、もし私がロードサービスに加入していたら、電話ひとつでバッテリー交換に来てもらえたのに。


……と、いうようなことを、人は身をもって体験してみない限り、理解ができないものなのです。

やっぱり、エンジンがかからなくなった時が一番怖いです。
転んでも余程のことがない限りはバイク屋まで自走して帰ることくらいはできますし、事故った時にはおまわりさんが来てくれるでしょう。

だけど、エンジンがかからなくなってしまったら、もう自分ではどうしようもありません(同じ理由で、ガス欠も怖いですね)。


これらの体験があるからこそ、私は強くおすすめします。
自力でバイクのトラブルを解決する自信のない方は、ロードサービスに加入しておくことを。

特に、女性ライダーの皆さん。
いくら押しがけの方法を覚えておいても、女性は男性ほど力も体力もありませんから、押しがけで上手くエンジンがかかるという保証はありませんからね。

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